新卒採用が減っていて若い人が足りない気がします。

今、ずっと不況と呼ばれておりますが、やはりこの不況の世の中だと、採用などにも影響をしてきているのではないかと思います。本当に新卒採用がもっと合った時代だと、一つの会社に何十人、何百人と採用していた時期があったと思います。しかし、ここ12年ぐらいはほとんど採用されていないのが現実です。新卒採用は私たちに取ってみたら、大学を卒業する人に取ってみたら、一番大事な社会人になるためのスタートラインであるはずです。このスタートラインがいま崩れているのですから、大学を頑張って卒業した人は、路頭に迷うことになっているのです。この溢れている人達が現在フリーターと呼ばれるようになっているのです。

フリーターになりたくてなっているわけではないのに、どうしても正社員として採用されなくって、仕方なくフリーターになって閉まった人達もたくさんいると思います。それなのに、フリーターはいけないとばかりの世の中の目がすごく、非常に片身の狭い思いをしている人達がたくさんいるのが現実です。そんな世の中ですから、採用されたくても採用してもらえない人達と、採用したくても採用出来ない状態にある企業とで、ミスマッチが起きている状態であるのは、やはりこの本人や企業がいけないわけではなく、社会が影響している場面が非常に大きいのではないかと思っています。

このように企業が雇いたくても雇えない環境がずっと続いている現状で、私の会社にも新卒の人達がほとんど入ってこなくなってしまっております。去年もやっと1人採用されて、本当に久しぶりに新しい人が来たなと思ったぐらいです。新卒採用だけじゃなくて、中途採用でさえ、非常に絞られているのが現状なのです。中途採用でも狭き門なのに、何も知識がない新人を雇っている暇がないというのが、企業側の事情なのでしょう。しかし、今後何十年も後の事を考えると、今新人を取っておかないと、後々企業生命にかかってくるのではないでしょうか。やはり企業を続けて存続していくためには、新しい力が必要なはずなのです。この投資をどう考えるかどうか、それは企業の裁量にかかっているのかもしれませんが、社会全体としてこのような雇用の歪みが広がっている気がしてなりません。新しい力を今頑張って投資して、のちのちもしかしたら莫大な企業に発展する可能性があると思いますので、フリーターにすることなく、今新しい力を取り入れてみたらどうかと思います。

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